ユニフォーム刺繍を発注する際、見積書に並ぶ「パンチングデータ代(型代)」や「針数」という専門用語。これらがコストにどう影響するのかを解説する。
パンチングデータ(刺繍用型データ)とは
グラフィックデザイナーが作ったIllustratorのロゴデータを、そのまま刺繍ミシンに読み込ませることはできない。針をどの順番で刺すか、糸の密度や引き込みの強さをどう制御するかを指示する専用データ「パンチングデータ」を作成する必要がある。
このデータ制作には、生地の伸び縮みを見越した熟練のオペレーターによる微妙な調整が必要となる。そのため、初回発注時には「型代(パンチング代)」として数千円〜数万円の初期費用が発生する。ただし、一度作ったデータは保管されるため、追加発注時には型代がかからないのが一般的だ。
針数(ステッチ数)による価格決定
刺繍の加工料金は、基本的に「針数(針が刺さる回数)」と「数量」で計算される。大きなロゴや、面を隙間なく埋める密度の高いデザインは針数が増え、加工時間が長くなるためコストが上がる。コストを抑えたい場合は、デザインのサイズを小さくするか、線画を中心としたアウトラインデザインに変更するのが効果的だ。