進路予想図を見る際、予報円だけに気を取られてはならない。同時に描かれる赤や黄色の「暴風警戒域」や「強風域」、そして台風の「進行方向右側(危険半円)」への警戒が不可欠だ。
台風の進行方向に向かって右側は、台風自身の周りを吹く風と、台風を押し流す移動風(偏西風や太平洋高気圧の縁を回る風)が合算されるため、左側に比べて著しく風速が強まる。同じ「中心気圧950hPa」の台風であっても、進行方向の右側に入った地域は、左側の地域とは比べものにならない暴風や高潮に見舞われる。進路予想図で台風の通過ルートが自地域の左側を通るのか、右側を通るのかを必ず確認してほしい。