長年、ハッピーセットを巡る最大の社会的過熱要因とされてきたのが「転売問題」だ。人気コラボが発表されるやいなや、店舗に押し寄せた一部の購入者がノベルティを買い占め、フリマアプリで高額転売する行為が後を絶たなかった。食品の廃棄や真に求めている子供たちに届かない不条理に対し、世論の批判は高まる一方だった。
これに対し、日本マクドナルドは2026年、決定的な対策へと踏み切った。公式モバイルオーダーにおける本人確認用デジタルIDの連動システムと、1アカウントあたりの購入上限数の徹底管理である。さらに、一定期間内の大量注文に対する自動キャンセルアルゴリズムの稼働により、買い占め業者の排除に成功。店舗現場の負荷を激減させると同時に、「欲しい人の手へ適正に行き渡る環境」を取り戻しつつある。