家庭で十和田バラ焼きを再現する場合、重要なのは「玉ねぎを惜しまないこと」と「タレを煮詰める工程を焦らないこと」だ。以下は地元家庭で親しまれている基本レシピの一例である。
材料(2人前):牛バラ薄切り肉 200g、玉ねぎ 中3個(約600g)、十和田バラ焼きのたれ(または醤油大さじ3・みりん大さじ2・酒大さじ1・砂糖大さじ1.5・すりおろしニンニク小さじ1・すりおろし生姜小さじ1)、サラダ油 適量。
作り方:フライパンまたは鉄板に油を熱し、牛バラ肉をさっと炒める。肉の色が変わったら、くし切りにした玉ねぎを加えて中火で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたらタレを加え、水分が飛んで照りが出るまで煮絡める。このとき、強火にすると焦げ付きやすいので、中火でじっくりと調理するのがコツだ。仕上げに白ごまを振り、熱々をそのまま食卓へ。ご飯の上に載せて丼にするのも本場流だ。
家庭で作る場合の盲点は「玉ねぎをケチること」。玉ねぎの量が少ないとタレの甘みが足りず、単なる甘辛炒めになってしまう。また、タレの煮詰めが足りないと水っぽく、逆に煮詰めすぎると塩辛くなる。玉ねぎが完全に透明になり、タレにとろみが出てきたら火を止めるのがベストのタイミングだ。