「難関大=全員が卒論必須」という固定観念は、最新データを見れば見事に覆される。例えば早稲田大学や慶應義塾大学といったトップクラスの私立大学でも、学部や学科、あるいは選択コースによって学士論文を必修としないケースは珍しくない。
特に社会科学の領域を扱う経済学部や商学部、法学部などでは、ゼミナール(演習)でのレポート報告や特定課題のパスを条件に卒論を免除する仕組みが一般的だ。一方で、人文学系の文学部や歴史学科では卒論が必修として残る傾向が根強い。同じ大学内であっても、学部選びひとつで4年間の過ごし方が劇的に分かれる構造が存在している。