近年の商品展開で興味深いのは、映画やパークの枠を超えたキャラクターの多面的な広がりだ。定額制動画配信サービス「ディズニープラス」の普及により、往年のクラシック作品やニッチなスピンオフ作品に触れるファンが急増した。
不動のアイコンであるミッキーマウスのデザインがクラシカルな原点回帰を見せる一方で、ディープなファン層に向けたサブキャラクターたちのキーホルダー化が目立つ。映画のワンシーンにしか登場しないマニアックなキャラクターが立体化され、SNSを通じて瞬く間に話題化する現象が頻発している。
世代を超えて愛される普遍性と、コアなファンの収集欲を刺激する多様性。この絶妙なバランス感覚こそが、小さなキーホルダー1つに数多くの人々を惹きつけてやまない理由だ。