東京ディズニーリゾートにおけるチケット争奪戦は、新エリア「ファンタジースプリングス」の開業以降、かつてない過熱を見せている。人気アトラクションのスタンバイパスやディズニー・プレミアアクセス(DPA)を巡り、一部の悪質な転売屋が自動購入プログラム(ボット)を駆使してチケットを買い占める事態が横行した。
こうした事態に対し、米国本社のウォルト・ディズニー・カンパニーおよび最高経営責任者(CEO)ボブ・アイガー氏も強い懸念を示してきた。グローバルなテーマパーク産業全体において、チケットの公平な分配とブランド価値の保全は最優先課題だからだ。ウォルト・ディズニーが築き上げた「誰もが平等に魔法を体験できる場所」という理念を守るため、日本国内でも後手に回っていた転売対策を一気に加速させる決断が下された。