PLの服用にあたっては、眠気以外の重大な禁忌事項にも目を向ける必要があります。行政機関である厚生労働省や、医薬品の安全性を審査・監視する独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、特定の基礎疾患を持つ患者に対する注意喚起を継続的に行っています。
特に注意を要するのが、閉塞隅角緑内障や前立腺肥大による排尿障害を抱えている人です。抗ヒスタミン成分の抗コリン作用により、眼圧が急上昇したり、尿が出にくくなったりする危険があります。また、サリチルアミドが含まれているため、アスピリン喘息の既往歴がある人や、水痘・インフルエンザに罹患している15歳未満の小児への投与は原則として行われません。
「昔から飲んでいるから大丈夫」という過信は禁物です。体質の変化や加齢に伴い、薬への反応が変わるケースも珍しくありません。