海軍本部はどのような基準で海賊たちの危険度を査定しているのか。それは純粋な戦闘能力だけではない。民衆への影響力、世界政府の禁忌とされる「空白の100年」や歴史の本文(ポーネグリフ)解読に関わる危険性など、多角的な国家リスクが複雑に絡み合っている。
ニコ・ロビンが幼少期に7900万ベリーを懸けられた事実が象徴するように、知識そのものが世界秩序を揺るがす刃となり得るのだ。個人の武装色や見聞色の覇気の強さ以上に、世界を裏から操る勢力にとっての不都合さこそが、手配書の数字を跳ね上げる最大のインセンティブとなっている。