地上数階にわたる店内は、まさに宝探しのような迷宮だ。1階には大阪名物のお菓子やご当地限定のスナックが所狭しと並び、お土産を買い求める観光客で溢れかえっている。上層階へ進むにつれて、ドラッグストア並みの医薬品コーナー、最新コスメ、ブランド品、さらにはパーティーグッズまで、ジャンル無用のごった煮空間が広がる。
この独特の「圧縮陳列」こそがドン・キホーテの醍醐味だ。探していたものとは全く違う掘り出し物と出合ってしまう偶然性。狭い通路をカートやすれ違う人と譲り合いながら進む体験そのものが、大阪ならではのエンターテインメントに昇華されている。