日本痛風・尿酸核酸学会の指針に基づき、1日のプリン体摂取量の目安は400mg以下と定められている。食材100gあたりの含有量に応じた最新の分類を頭に叩き込んでおく必要がある。
まず、警戒すべき「極めて高プリン(300mg以上/100g)」の食品群には、鶏レバー(約312mg)、マイワシ干物(約305mg)、白子(約300mg)、そしてカツオ節や干し椎茸が並ぶ。次に「高プリン(200〜300mg/100g)」には、豚レバー、牛レバー、アジの開き、サンマなどが該当する。一方、肉類や魚類の一般的な赤身・白身は「中程度(50〜100mg/100g)」に位置する。
安全圏とされる「極めて低プリン(50mg以下/100g)」の筆頭は、鶏卵、牛乳、チーズなどの乳製品や卵類、そして米やパン、大半の野菜、海藻類だ。豆腐や納豆といった大豆製品も適量であれば問題ない。
ここで最大の落とし穴となるのが「隠れ高プリン食品」の存在だ。NHK健康チャンネルの解説でも頻繁に取り上げられるが、健康のためにと飲んでいる乾燥粉末の出汁パック、煮干し粉、健康食品のクロレラやビール酵母サプリメントは、重量あたりのプリン体濃度が極端に高い。さらに、ラーメンの濃厚な豚骨スープや鍋の残り汁には、煮込まれた肉や魚から溶け出したプリン体が凝縮されている。汁を飲み干す行為は、まさに濃縮された尿酸の原料を胃袋へ流し込んでいるようなものだ。