ここ数年、外食シーンでは「ハレの日の贅沢」よりも「普段着の食事を少し上質なものにする」というトレンドが定着した。ファストフードやコンビニ弁当で手軽に済ませるスタイルから、一食一食を大切にし、心満たされる食体験を求める人が増えている。
毎日食べても飽きない家庭的な味付けでありながら、家では再現できないプロの火入れと仕込み。この絶妙なラインを攻め続ける姿勢が、時代が移り変わっても色褪せない人気の秘密と言えるだろう。丁寧にご飯を炊き、手作りの味噌汁を添える。その当たり前の営みをどこまでも愚直に追求している。