いくら魅力的なインテリアを買い揃えても、生活用品が雑然と溢れていては洗練された空間は作れない。片づけコンサルタントの近藤麻理恵が提唱する「ときめくかどうか」という判断基準は、インテリアデザインの第一歩としても極めて有効だ。自分にとって本当に心地よいものだけを厳選し、視界に入るノイズを極限まで減らす作業が、洗練された部屋作りの前提条件となる。
ベースが整った後は、賃貸でも可能なDIYで個性を加えるのが現代流だ。剥がせるタイプのアクセントクロスを壁一面に張ったり、既存の棚の取っ手をアンティーク調のものへ取り替えたりする工夫だけで、既製品にはないオリジナリティが宿る。少しの手間をかけることで、空間への愛着は何倍にも跳ね上がる。