JR高円寺駅の北口・南口ロータリー周辺は、スタート直後から身動きが取れないほどの雑踏となる。押し寄せる人波に呑まれず、ゆったりと踊り手の指先まで観察したいなら、ルート選びに工夫が必要だ。
最も推奨したい穴場が「みなみ演舞場」の南側末端、東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅に近いエリアだ。主要な観覧スポットに比べて人通りがやや緩やかで、踊り子たちが演舞場へ進出する直前の緊張感や、踊り終えた直後の表情を間近で目撃できる。また、「桃園演舞場」の路地から一本外れた住宅地沿いの歩道も、比較的混雑が緩和されるスポットとして地元住民の間で知られている。JRではなく丸ノ内線を利用して南側からアプローチするのが、混雑回避の決定打となる。