ポジティブな意味を持つ一方で、フィンガーズクロスには映画のワンシーンなどでも有名な「嘘をつくときのサイン」という決定的な裏の意味が存在します。
欧米の子どもたちの間では、「約束するときや質問に答えるとき、相手に見えないように背中やポケットの中で人差し指と中指を交差させておけば、嘘をついても神様から罰を受けない(約束を破っても無効になる)」というルールが広く知られています。
この裏ルールは「誓いをごまかすための免罪符」として機能しており、大人の世界でもブラックジョークや皮肉(アイロニー)として使われるケースが少なくありません。相手の目の前で堂々と見せる場合は「幸運の祈り」ですが、背後に隠して指を組んでいる場合は「今言ったことは嘘である」という明確な意思表示になります。