森鴎外は森林太郎として、死にたいと遺言を残しています。
森林太郎とは、森鴎外の本当の名前なのです。
幼馴染である賀古鶴所氏に遺言を口述筆記してもらっています。
遺言には、自分は森鴎外としてではなく、森林太郎として、しがらみに囚われず最期を迎えたい。
死の瞬間から、森林太郎となるので、森鴎外としての功績を讃えるものから自ら辞すること。
自分の墓には「森林太郎」以外の文字を一字たりとも彫らないことと記述されていました。
様々な功績を残した森鴎外ですが、最期は様々なしがらみから逃れて、元の森林太郎に戻りたかったのではないでしょうか。
下記は、森鴎外が眠る禅林寺にある、森鴎外の遺書が刻まれている石碑です。
