譲渡証明書を印刷した後に最もミスが多発するのが、自転車固有の識別記号である「車体番号」の転記誤りです。数字の「0」とアルファベットの「O」、あるいは「1」と「I」の誤認により、窓口で再提出を求められるケースが頻発しています。確実な自転車車体番号確認方法を把握し、正確に書類へ落とし込む必要があります。
車体番号が刻印されている位置は、車種やメーカーによって概ね決まっています。確認すべき代表的なポイントは以下の3箇所です。
- ボトムブラケット(BB)シェル下部:スポーツバイクやシティサイクルの大多数は、ペダルクランクの軸が通るフレーム最下部に英数字が打刻されています。自転車を裏返すか、下からライトで照らして確認します。
- ヘッドチューブ(ハンドルポスト下部):ミニベロや一部のシティサイクルでは、前輪フォーク上部のフレーム正面に刻印が見られます。
- シートチューブ下部・ドロップアウト付近:サドルのパイプが下るパイプの裏側、または後輪車軸を固定するフレーム金具の内側に刻印されているモデルも存在します。
実務で通用する自転車譲渡証明書の書き方見本として、押さえるべき必須記載項目は「譲渡年月日」「譲受人(新しい持ち主)の住所・氏名・電話番号」「譲渡人(元の持ち主)の住所・氏名・電話番号・捺印または署名」、そして「自転車情報(防犯登録番号・車体番号・メーカー名・車名・カラー・車種)」の計6要素です。文字のかすれや記入漏れがあると、登録窓口となる自転車防犯登録所(自転車販売店等)で受理を断られるため、楷書で丁寧に記入してください。