及川光博の代名詞である「ミッチー」という愛称は、芸能界入り後に作られたビジネスネームではなく、幼少期に母親や家族から呼ばれていた愛称がそのまま定着したものです。家庭内で温かく呼ばれていた呼び名が、やがてファンとの絆を結ぶ特別な言葉へと育っていきました。
デビュー初期に確立した「王子様キャラ」についても、単なるギミック(仕掛け)ではなく、少年時代から少女漫画を愛読し、自らの美学を追求し続けた結果生まれた自然な表現形態でした。後年、本人が「王子様稼業を引退する」とユーモアを交えて語ったこともありますが、ファンを楽しませるための徹底したサービス精神とプロ意識は、学生時代から一貫して変わらない彼の本質です。