お気に入りの写真を設定したはずなのに、仕上がりがなぜか眠たい画質になってしまう。この現象に直面したなら、まず疑うべきはアスペクト比と解像度のミスマッチだ。システム側の自動圧縮アルゴリズムによって不要な劣化を招かないためには、あらかじめ適正なピクセル値で画像を仕立てておく必要がある。
現在、最も美しくシャープに表示させるための基準値は「720 × 1280 ピクセル」、縦横比「9:16」の縦長フォーマットだ。この比率で元データを用意すれば、画面いっぱいに鮮明なグラフィックが広がる。ただし、スマートフォンの画面比率によって左右や上下が数ミリ単位でトリミングされるケースがあるため、メインの被写体やテキスト要素は中央の安全領域(セーフゾーン)に収めるのがプロの鉄則だ。iOSとAndroidの双方で破綻しない構図作りが、洗練への第一歩となる。