1990年代前半、日本のテレビ業界はバブル崩壊後の混乱と、来るべきデジタル時代の予感に包まれていた。そのさなかに突如現れたのが、子役のウゴウゴくん(田嶋秀任)とルーガちゃん(小出由華)をMCに据えた異色の朝番組だった。
それまでの子供向け番組といえば、爽やかなお姉さんの進行や歌、道徳的な教育要素が常識。だが、この番組が提示したのは脈絡のないコント、哲学的ですらあるシュールな問いかけ、そしてサイケデリックなCG空間だった。眠気眼の視聴者の頭を直接殴りつけるような映像体験。サブカルチャー好きの若者や深夜番組フリークを「ウゴルーガを見るために早起きさせる」という奇妙な現象すら生み出した。