端末の持ち込み制限やAIの利用禁止といった一律の規制論とは、明確に一線を画す。校内でのデジタルツールの運用ルールは、生徒会やクラスの代表者による議論によって決められている。
「大人が決めたルールを守らせるだけでは、社会に出たときに自律できない」。そう語る指導教諭の言葉通り、生徒たちはどのような場面で生成AIを活用すべきか、プライバシーや著作権をどう守るべきかを自ら話し合い、ガイドラインを定期的に更新している。トラブルを排除するのではなく、リスクに向き合いながら使いこなす力を育む姿勢が貫かれている。