ボーカリストとしての圧倒的な声量とカリスマ性のみならず、彼の真骨頂はその深遠な「言葉」にある。作詞集『シアン』で提示された独自の言語世界は、多くのリスナーだけでなく同業のアーティストたちをも魅了し続けてきた。
今回のソロ活動において、彼の紡ぐ歌詞はさらなる深化を遂げているようだ。単なる楽曲提供やアルバムリリースにとどまらず、映像やグラフィック、さらには空間デザインまでをも網羅した多角的なアプローチが検討されている。言葉と思想を極限まで研ぎ澄ませる作業。それが都内各所での目撃例増加という形で、図らずも表層化しているのだ。