右サイドから中央へと切り込み、強烈な左足のシュートを叩き込む。相手ディフェンダーが分かっていても止められない「無敵の方程式」を持ち続けたのが、オランダ代表のアリエン・ロッベンだ。
若い頃から髪が薄くなり始めたロッベンは、迷うことなく完全なスキンヘッドを選択した。FIFAワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグの激闘で見せたその姿は、風を切るようなスピード感と相まって凄まじい威圧感を放っていた。頭髪へのこだわりを捨て、己の肉体と技術を極限まで磨き上げた姿勢は、ピッチ上で最も恐れられるアタッカーとしての象徴となった。