なぜ本名の「蓼丸綾」ではなく、「綾瀬はるか」という芸名で活動することになったのでしょうか。そこには事務所の緻密なブランディング戦略と、ファンを巻き込んだユニークな決定プロセスがありました。
デビュー当時、難読である「蓼丸」ではテレビ番組のテロップで覚えてもらいにくく、視聴者に親しみを持ってもらうハードルが高いという懸念がありました。そこで事務所は、インターネットや雑誌を通じて一般から芸名を公募する企画を実施しました。
集まった応募総数は実に16,830件に上りました。その中から、スタッフと本人が選考を重ね、最終的に決定したのが「綾瀬はるか」です。「綾」の文字は本名である「蓼丸綾」から一文字引き継がれており、自分の原点を大切にしたいという本人の想いが込められています。さらに「はるか」という響きは、当時仲の良かった親友の名前に由来しているというエピソードも明かされており、親しみやすさと透明感を兼ね備えた絶妙な芸名が誕生しました。