妊娠18週の胎動は、ドラマのように「ドン!」と力強く蹴られるわけではありません。多くの妊婦さんが口を揃えるのは、「お腹の中で小さな金魚がすっと泳いだような感じ」や「炭酸の泡がプチプチと弾けるような刺激」、あるいは「腸の中でガスがポコポコと動いた感覚」という極めて繊細な表現です。
この時期の胎児は、身長がおよそ15〜20センチメートル、体重は200グラム前後にまで成長しています。骨格や筋肉が発達し、羊水の中で手足を伸ばしたり、でんぐり返しをしたりと活発に動き回っています。ただ、赤ちゃんを包む羊水のクッションがあるため、子宮の内壁に手足がかすかに触れた瞬間だけが、母体へと微弱なシグナルとして届くのです。「お腹が張っているのか、それとも便秘のガスなのか区別がつかない」と感じるのは至極当然のことです。