用が済んだ後の後片付けにも、知っておくべき明確なルールが存在します。
余ったドライアイスの処分法として最も安全なのは、風通しの良い屋外や換気扇を回した場所で自然昇華させることです。早く消そうとして「シンクに熱湯をかける」「キッチンの排水口に投げ込む」といった行為は絶対に避けてください。極端な温度差によって陶器製のシンクが割れたり、排水管の塩化ビニル樹脂が収縮・破裂して漏水事故を招く事例が後を絶ちません。
不要になった保冷剤の処分については、各自治体の分別区分に従う形となりますが、多くの場合「可燃ごみ(燃やすごみ)」として処理されます。ここで絶対にやってはいけないのが、中身のゲルをトイレや洗面台に流すことです。主成分の高吸水性ポリマーは水分を吸って何倍にも膨張するため、配管の奥で完全に詰まり、高額な修理費用が発生する原因となります。