2026年現在、オフプライス業態の追い風となっているもう一つの巨大な構造変化が、ネット通販の爆発的な拡大に伴う「返品在庫」の激増である。
アパレルやガジェットをはじめ、オンライン購入した商品のサイズ違いやイメージ違いによる返品は年々増加の一途を辿る。一度開封された製品は、新品として再販することが極めて難しい。検品や再梱包のコストを嫌う大手プラットフォーマーやEC業者は、こうした返品の山を抱えきれなくなっている。これらを独自のルートで大量に引き受け、リアル店舗で売り切る受け皿としての役割が、いま決定的な強みとなっている。