現在の強烈なキャラクターからは想像もつかないかもしれませんが、若い頃の島田珠代は「アイドル級に可愛い」と劇場で大評判でした。高校在学中の1988年、毎日放送の伝説的番組『4時ですよ〜だ』の素人勝ち抜きコーナーに出演したことをきっかけに、ダウンタウンに見出されて芸能界入りを果たします。
1989年に吉本新喜劇に入団した当初は、その愛らしいルックスでマスコット的な人気を誇っていました。しかし、男社会だった当時の新喜劇で生き残るため、彼女はあえて「可愛い看板娘」の座を捨て、体を張ったギャグに活路を見出します。
共演者の男性に激しく抱きつく「マウントポジション」や、股間を強打して「チーン!」と叫ぶギャグなど、女性芸人の常識を覆す過激なパフォーマンスを開拓。キュートな容姿と狂気的なボケのギャップが爆発的な笑いを生み、唯一無二の喜劇女優としての地位を不動のものにしました。