血管内で血液が固まり、血流を阻害する血栓。これを放置すると、最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞、肺塞栓を引き起こし、数分から数時間で死に至る危険性がある。特に恐ろしいのは、初期段階では痛みが軽微だったり、違和感程度で経過したりする点だ。
自分や家族の身を守るため、まずは以下の早期発見セルフチェックリストでサインを確認してほしい。
・片方の足(ふくらはぎや太もも)だけが急に腫れてきた
・足の皮膚が赤く変色し、触ると熱感や痛みを伴う
・階段を上るなど少しの動作で突然、激しい息切れを感じる
・胸に締め付けられるような鋭い痛みや圧迫感がある
・片側の手足に力が入らない、あるいはめまいや言語障害が出ている
これらの症状が一つでも当てはまる場合、体内ですでに重大な血管の詰まりが進行している可能性がある。我慢や様子見は禁物だ。一刻も早く医療機関を受診することが、生存率を大きく左右する。