日本食品標準成分表によると、生のバナナ可食部100gあたりのカリウム含有量は約360mgです。一般的な中サイズバナナ1本(皮をむいた可食部約90g〜100g)に換算すると、バナナ1本あたり約320mg〜360mgのカリウムを摂取できる計算になります。包丁を使わずワンアクションで食べられる手軽さを考慮すると、極めて効率的な供給源です。
気になるのは、他の果物と比較した立ち位置です。以下の表で、日常的によく食べられる果物や話題のフルーツと含有量を比較検証しました。
カリウムが多い果物ランキングを俯瞰すると、第1位の座に君臨するのは「森のバター」とも称されるアボカドです。バナナとアボカドのカリウム比較ではアボカドが約2倍の数値を誇りますが、アボカドは脂質やエネルギーが高く、間食として丸ごと1個を毎日食べるのには向きません。総合的なコストパフォーマンス、消化の良さ、継続のしやすさで比較した場合、バナナは日常のカリウム補給源として頭一つ抜けた存在です。