上戸彩さんがコナンシリーズに残した足跡が特別なのは、「10周年のメモリアル」と「シリーズ最高潮の転換期」という2大マイルストーンに深く関わっている点にあります。2006年にスペシャルサポーターとしてアニメ10周年の盛り上がりを支え、2018年には安室透人気を決定づけた『ゼロの執行人』で重厚なサスペンスの要を務めました。
名探偵コナンのゲスト声優の歴史を振り返っても、実名本人役と劇場版オリジナルキャラクターの双方でメインを務め、いずれも強い印象を残した表現者は他に類を見ません。彼女の存在は、単なる話題作りを超えて作品のドラマ性を底上げする「確固たるピース」として機能したと言えます。