自宅で南インドカレーの清涼感を再現する鍵は、「テンパリング(油でスパイスの香りを引き出す技法)」と「米の選択」にあります。基本のスパイス調合と、パラリとした食感に仕上がるバスマティライスの炊き方をまとめました。
1. 初心者向けチキンチェティナード風の基本調合
フライパンにサラダ油(またはココナッツオイル)大さじ2を熱し、マスタードシード(小さじ1)を入れてパチパチと弾けさせます。そこにカレーリーフ(生または乾燥でひとつかみ)、赤唐辛子、みじん切り玉ねぎ、生姜・ニンニクを投入して炒めます。玉ねぎが透き通ったら、パウダースパイス(コリアンダー小さじ2、ターメリック小さじ1/2、ブラックペッパー小さじ1、チリパウダー小さじ1/2)を加え、鶏肉とトマトを加えて軽く煮込むだけで、鮮烈な香りの一皿が完成します。
2. 失敗しないバスマティライスの「湯取り法(ボイル法)」
日本の炊飯器で通常通り炊くよりも、パスタのように多量の湯で茹で上げる「湯取り法」を用いることで、粒立ちの良いサラサラの仕上がりになります。
- バスマティライスを優しく研ぎ、30分間浸水させた後、しっかり水気を切る。
- 鍋に米の5〜6倍の湯を沸かし、塩小さじ1を加える。
- 沸騰した湯に米を入れ、強めの中火で時々かき混ぜながら7〜8分間茹でる(芯がわずかに残るアルデンテ状態)。
- ザルに一気に上げて湯を切り、鍋に戻してフタをし、極弱火で2分蒸らして火を止める。そのまま5分置く。