良かれと思って選んだ品が、現場や家庭で思わぬトラブルや困惑を招くケースは後を絶たない。全国保育協議会などに所属する施設をはじめ、多くの園では公務員規程や独自の園規則によって「保護者からの個人的な金品受取」を厳格に禁止している場合がある。
保育士への独自ヒアリングで最も敬遠されていたのは、手作りの食品や日持ちのしない生菓子、好みが分かれるフレグランス系アイテムだ。個人の私物として残る高額な装飾品も、受け取りを断らざるを得ない気まずさを生む。
一方、園児同士のプレゼントで最大の落とし穴となるのがアレルギー配慮の欠如だ。アレルゲンを含む市販菓子を安易に配ると、園内での誤食事故を防ぐため持ち帰りすら制限されることがある。キャラクターの好みが極端に分かれるおもちゃ類も、家庭ごとの方針に干渉してしまうため避けるのが賢明だ。