ネット上に飛び交う「品質が変わった」「実質的な値上げが行われた」という噂の真相を確かめるべく、専門の流通アナリストに話を聞いた。結論から言えば、肉質自体の低下ではなく、部位の切り分け基準と世界的な原料高が複合的に影響しているという。
牛タンは一本の舌から取れる部位によって、かみごたえのある「タン先」から柔らかく脂ののった「タン元」まで質感に大きな差が生じる。大容量パックの特性上、時期や個体差によって微妙な部位の比率が変動することがあり、それが購入者の体感に差を生んでいた。また、輸入価格高騰に対応するためのマイナーチェンジは実施されているものの、品質基準そのものが落とされたわけではないことが分かった。