「伺わせていただきます」は二重敬語?正しい使い方と言い換えメール例文

「伺わせていただきます」は二重敬語?正しい使い方と言い換えメール例文

「伺わせていただきます」は二重敬語?正しい使い方と言い換えメール例文について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

ビジネスシーンで多用される「伺わせていただきます」という言葉は、文法的に分解すると次の3つの要素で構成されています。

  • 伺う:「行く・訪問する」の謙譲語(謙譲語I)
  • 〜させていただく:相手の許可を得て恩恵を受けるニュアンスを含む謙譲語(謙譲語I)
  • ます:丁寧語

文化庁の『敬語の指針』において、二重敬語とは「ひとつの語に対して、同じ種類の敬語を重ねて使うこと」と定義されています。「伺わせていただきます」は、相手を立てる謙譲語I(伺う)に対して、さらに別の謙譲語(させていただく)を重ねているため、厳密な文法上は二重敬語(過剰敬語)に該当します。

ただし、現代のビジネス慣習においては「〜させていただく」を謙虚な姿勢を示す定型句として捉える向きも多く、完全な誤用として即座にマナー違反と見なされるケースは減っています。それでも、言語感覚が鋭い取引先や年配の役員層からは「くどい」「日本語として不自然」と受け取られるリスクがあるため、原則として「伺います」と簡潔にまとめるのが最も確実で洗練された選択肢です。

加藤 愛美
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加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。