撮影現場の安全を守る根幹となっているのが、専門の医療機関と密接に連携した性感染症スクリーニング検査の仕組みだ。出演者は毎月、指定されたクリニックを訪問し、血液や尿などの検体を採取する。単にチェックを行うだけでなく、臨床検査技師や専門医による厳密なダブルチェック体制が構築されている。
公開されて大きな反響を呼んだAV安全対策・感染症予防啓発ドキュメンタリーでも明らかになったように、こうしたスクリーニング検査の費用は全額プロダクションや業界組織が負担している。個人の自己判断に委ねるのではなく、組織的かつ定期的なモニタリングを実施することで、リスクを未然に防ぐ構造が完成しているのだ。