社会人になってから人間関係のトラブルや業務上のミスが重なり、「自分は発達障害ではないか」と気づくケースが増加しています。日常生活における代表的なチェック項目を確認してみましょう。
【大人の発達障害 兆候セルフチェック】
・「適当に」「よしなに」といった曖昧な指示を受けると、何をすればよいか分からなくなる
・お世辞や社交辞令が分からず、言葉通りに真に受けてしまう
・相手が退屈そうにしていても、自分の興味がある話題を熱中して話し続けてしまう
・会議や雑談で、思いついた意見を我慢できずに割り込んで発言してしまう
・集団の中で「なぜみんなが笑っているのか」理由が分からない瞬間が多い
・感情の起伏を表情から読み取れず、相手が突然怒り出したように感じる
医療機関(心療内科・精神科)における診断では、米国精神医学会のDSM-5-TRなどの国際的診断基準に基づき、幼少期からの行動履歴(通知表や保護者からの聞き取り)、心理検査(WAIS-IV知能検査やAQ自閉症スペクトラム指数検査)を総合して慎重に判断されます。単に「空気が読めない」という一面的な行動だけで診断が下されることはありません。