なぜ元海軍将校であるドラゴンは、海軍本部ではなく神の騎士団を「真の敵」と見定めているのでしょうか。その背景には、神の騎士団が持つ冷酷な統率力と不条理な権限行使があります。
神の騎士団は、天竜人を殴打したミョスガルド聖を問答無用で処刑(死刑執行)できる唯一の組織です。法律や世論に一切縛られず、世界貴族の権益を守るためであればいかなる虐殺や粛清も合法的に行えます。
戦闘面においても、覇王色の覇気をはじめとする高度な覇気使いが揃っていることは確実です。マリージョアの食糧庫を革命軍が焼き払い、兵糧攻めを仕掛けた際にも、神の騎士団が前面に出て反乱の鎮圧と民衆の虐殺を開始する見込みが立っており、実戦部隊としての冷酷な破壊力は海軍大将の軍事力をも凌駕するプレッシャーを放っています。