映像作品での露出が目立つ彼だが、その根底にあるのは間違いなく「舞台人」としての矜持だ。『RENT』や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』など、数々の伝説的ミュージカルで主演を務めてきた実績は伊達ではない。
生身の身体と声だけで数千人の観客を圧倒するライブ感。音符に乗せて感情を叩きつけるような彼のボーカルパフォーマンスは、客席の胸を直接揺さぶる。マイクを通さずとも劇場の一番後ろまで響き渡る声量と、正確無比なリズム感。テレビで彼を知った者が初めて劇場でその演技を目にした時、その落差と本物の迫力に言葉を失うのはよくある光景だ。映像と舞台、その双方でトップレベルを維持し続ける集中力こそが、彼の真価と言える。