Q1:加齢で耳が遠くなるのは自然な老化現象ですが、何歳くらいから聴力検査を受けるべきですか?
A1:一般的に聴力は50代から徐々に低下し始め、65歳以上では約半数が難聴を抱えているとされます。日常生活に不便を感じていなくても、60歳を過ぎたら健康診断や人間ドックの機会を利用して定期的な聴力検査を受けることが推奨されます。
Q2:すでに認知機能の低下が見られる場合でも、補聴器を使う意味はありますか?
A2:大いに意味があります。音の刺激が戻ることで表情が明るくなり、意欲の向上や不穏行動の軽減、介護負担の軽減につながった臨床例は数多く存在します。ただし、操作が難しくなる前にできるだけ早い段階から装用に慣れておくことが理想的です。
Q3:耳鼻咽喉科を受診する際、どの病院を選べばよいでしょうか?
A3:一般的な耳鼻咽喉科の診療に加え、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が認定する「補聴器相談医」が在籍しているクリニックを選ぶのが確実です。聴力検査だけでなく、補聴器の選定や調整まで医療的な見地から総合的にサポートを受けられます。