Q1:家庭用ミシンで厚手の帆布を縫うと、針が折れたり糸が絡まったりします。どうすれば良いですか?
A1:家庭用ミシンでも11号帆布なら問題なく縫えますが、針を「厚地用(14番または16番)」、糸を「厚地用(30番)」に交換することが必須です。また、布が重なって極端に分厚くなる角や持ち手の接合部は、フットコントローラーを使わず、右手でプーリー(はずみ車)を手前にゆっくり回しながら一針ずつ進めると、針折れや目飛びを確実に防げます。
Q2:型紙を使わずに裁断すると、布が歪んで左右非対称になってしまいます。綺麗に切るコツは?
A2:布の「織り糸の目(縦糸と横糸)」に対して平行・垂直にカットすることが最重要です。布端が歪んでいる場合は、横糸を1本スッと引き抜いてできる跡を目印にして裁断すると、完璧な直線が出せます。長めの洋裁用方眼定規とロータリーカッター、カッティングマットを併用すると、ハサミよりも格段に狂いなく裁断できます。
Q3:洗濯を繰り返しても型崩れやシワを防ぐにはどうすればいいですか?
A3:布を裁断する前に必ず「水通し(布を水に浸して陰干しし、半乾きでアイロンをかける作業)」を行ってください。綿や麻は水を含むと数%縮む性質があるため、水通しを省いて作ると洗濯時に裏地と表地の縮率の違いで激しい型崩れが起きます。また、織布タイプの不織布ではない高品質な接着芯を選ぶことも長持ちの秘訣です。