私たちが「サッカーボール」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、あの白と黒のクラシックな32面体だろう。しかし、現代の実際の試合球は、カラフルで幾何学的なパターンが施された複雑なデザインが主流だ。イラストの世界でも、この変化は顕著に現れている。
レトロブームの文脈でクラシックな白黒デザインが愛される一方で、近未来的なネオンカラーや、フラットデザインに落とし込んだミニマルなアイコン風イラストの需要も急増している。ターゲット層の年齢や、掲載するメディアのトーン&マナーに合わせて、ボールのデザイン自体を使い分ける高度なセンスが求められる時代なのだ。