「奈良にうまいものなし」という古い俗説は、今や完全に過去のものです。世界遺産エリアから南へ少し足を延ばした「ならまち」エリアには、江戸から明治にかけての町家をモダンに再生した店舗が立ち並び、食のトレンド発信地となっています。
特に注目を集めているのが、地元農家から直送される大和野菜を贅沢に使ったならまちのカフェランチです。町家の坪庭を眺めながらいただく身体に優しい御膳や、大和茶をふんだんに取り入れたスイーツ、そして全国的なブームを牽引する進化系かき氷など、味覚と視覚の双方を満たす名店が密集しています。
伝統的な奈良市のグルメ名物も進化を遂げています。定番の柿の葉寿司は、定番のサバやサケに加えて季節限定の具材や創作寿司を提供する専門店が登場。さらに、コシと喉越しを極めた三輪そうめんの専門店、新進気鋭のクラフトビールブルワリー、奈良県産クラフトジンを味わえるバーなど、夜の滞在を彩る美食の選択肢が飛躍的に広がっています。