なぜイラストの顔バランスは崩れる?劇的に整う黄金比とアタリの描き方

なぜイラストの顔バランスは崩れる?劇的に整う黄金比とアタリの描き方

なぜイラストの顔バランスは崩れる?劇的に整う黄金比とアタリの描き方の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

描き上げたイラストに違和感を覚える最大の理由は、「顔のパーツを単体で仕上げてしまう部分描き」にあります。多くの初心者は、魅力的な瞳や唇を描こうとするあまり、画面を極端に拡大して細部から描き進めてしまいがちです。その結果、引きの視点で見たときに目・鼻・口の距離感や角度がチグハグになり、全体の整合性が崩壊してしまいます。

2つ目の原因は、「利き手による手癖と脳の視覚補正」です。右手描きの人は左斜め前からのアングルが得意で、無意識のうちに輪郭や目線を右上がりに傾けて描いてしまう傾向があります。作画中、脳は「正しく描けている」と自動補正して認識するため、キャンバスを左右反転した瞬間に補正が外れ、蓄積された歪みが露呈します。

3つ目は、「頭蓋骨という立体の把握不足」です。顔を平らな紙面として捉えていると、輪郭のカーブとパーツの立体的な曲面が連動せず、アオリ(下からの見上げ)や俯瞰(上からの見下ろし)になった途端にパースが破綻します。顔のバランス崩れを防ぐには、まず自分の感覚が錯覚を起こしやすいという事実を前提に対策を打つ必要があります。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。