大手メディアが予算や安全上の理由から現地特派員の配置を縮小する中、ウクライナ情勢現地取材ドキュメンタリーを制作するフリーランスのジャーナリストたちの存在感が増している。彼らは小型カメラとドローンを携え、従来のテレビクルーが入っていけない危険地帯へと足を踏み入れる。
しかし、こうしたデジタルジャーナリズムの担い手たちには常に経済的・身配的なリスクがつきまとう。プラットフォーム側のアルゴリズム変更や収益化の規制によって、過酷な現地取材活動の資金が断たれるリスクも珍しくない。過激な映像ほど再生数が伸びやすい仕組みの中で、報道倫理とジャーナリズムのクオリティをいかに維持するかが、現在の報道メディアにとって重い課題として立ちはだかっている。