長年にわたり藤子作品の出版を手がけてきた小学館と、アニメーション制作を担当してきた株式会社シンエイ動画のタッグは、日本のアニメーション産業における黄金コンビと言える。両社の密接な連携があったからこそ、原作のスピリットを損なうことなく、半世紀にわたり高品質な映像作品を世に送り出し続けることが可能となった。
デジタル制作技術の進化やグローバル配信の普及により、アニメ制作の現場は変革期を迎えている。しかし、どれほど技術が進化しても、核にあるのは「物語の面白さ」と「魅力的なキャラクター」だ。小学館とシンエイ動画が築き上げたIP運用のノウハウは、今後のエンターテインメントビジネスのモデルケースとなっている。