骨格筋率が標準以下(男性32.9%以下、女性25.9%以下)の低水準にとどまり続けると、様々な健康リスクが顕在化します。
特に注視されているのが、加齢や運動不足による筋肉量の急激な減少を指すサルコペニアです。20代〜30代の若年層であっても、長時間のデスクワークや過度な食事制限ダイエットを繰り返すことで、見かけは細くても筋肉量が極端に少ない「隠れ肥満(サルコペニア肥満)」に陥るケースが増えています。
骨格筋率が低下すると、基礎代謝の低下によって脂肪が蓄積しやすくなるだけでなく、下半身の支持力が衰えて歩行速度の低下や将来的な転倒リスクが高まります。体温産生能力も落ちるため、慢性的な冷え性や免疫機能の低下に悩まされる要因にもつながります。