往年の名作バラエティがTVerやU-NEXT、Huluなどで次々とアーカイブ配信される昨今においても、『ズバリ言うわよ!』の動画配信は一切行われておらず、再放送の機会も皆無に等しい状態が続いています。これには複数の複雑な障壁が存在します。
第一の壁は、出演タレントの肖像権および所属事務所の変遷です。当時ジャニーズ事務所のトップアイドルだった滝沢秀明氏をはじめ、多種多様な事務所のゲストが出演していたため、配信許諾を全方位から取得することは極めて困難です。滝沢氏自身が現在新たな芸能事務所(TOBE)の代表を務める立場にあるなど、環境の変化も影響しています。
第二の壁は、現代の放送基準とコンプライアンスとのギャップです。「地獄に落ちるわよ」といった強烈な決め台詞や、相手の私生活に深く踏み込む過激な鑑定スタイルは、当時のバラエティだからこそ成立した演出でした。現在の厳格化されたコンプライアンス基準に照らし合わせると、そのままの形で再配信することが極めて難しい内容も含まれているため、事実上の「封印作」となっているのが実情です。