持ち込みの対象として圧倒的に多いのが、世界的人気を誇る「Ray-Ban(レイバン)」のサングラスです。ウェイファーラー(Wayfarer)やクラブマスター(Clubmaster)、アビエーター(Aviator)などを持ち込んでレンズ交換を希望するユーザーは後を絶ちません。これらについて、パリミキの現場ではどのような対応が行われているのでしょうか。
まず押さえておくべきなのは、「即日仕上げは原則として不可能」という冷徹な事実です。ネットの一部では「メガネ店なら数十分でできる」といった誤解も見受けられますが、サングラスのレンズ交換に関しては以下の工程を辿るため、物理的に当日納品は成立しません。
- カラー染色の個別工程:指定されたカラー濃度やグラデーションに仕上げるため、メーカーの専門工場で染色加工を行う必要があります。
- カーブレンズの特注製造:ブランドサングラスの多くはフロントが顔に沿ってカーブを描いています。これに適合する「4カーブ・6カーブ・8カーブ」などのレンズは、注文を受けてから個別研磨を行う特注品(オーダーメイド)となります。
- 偏光フィルターの挟み込み:偏光レンズは繊細な偏光膜をレンズ層に挟み込む構造のため、在庫から削り出してすぐ枠入れというわけにはいきません。
このため、標準的な納期としては「約7営業日〜10日間」、特殊なカーブ補正や偏光・遠近両用などを組み合わせる場合は「約10日〜2週間」を要するのが通例です。旅行やドライブなどのイベントで使用予定がある方は、少なくとも半月前には店舗へ持ち込む計画性が不可欠となります。
また、レイバンのレンズ交換においては「ブランドロゴの消失問題」にも注意を払わなければなりません。レイバン純正のサングラスレンズには、右上部に白文字の「Ray-Ban」ロゴ、左端にレーザー刻印の「RB」マークが施されています。パリミキで国内メーカーの汎用レンズ(HOYA等)に交換した場合、この純正ロゴは一切残りません。無地の高品質レンズへと生まれ変わる形になります。もし「レイバンの純正ロゴを絶対に残して度付き化したい」という場合は、パリミキが対応している「レイバン純正度付きレンズプログラム」を選択する必要があります(※対象フレームや納期、価格条件が異なります)。