スラッグの遅刻劇は、単なる一回限りのギャグではない。前日譚を描いた映画『モンスターズ・ユニバーシティ』でも、ダン・スキャンロン監督によって見事な伏線回収が行われている。
キャンパスの講義室を目指し、初日から「遅刻する!」と叫びながら廊下を這う若き日のスラッグ。しかし、彼が教室の扉に辿りついたときには、すでに学期末の最終試験が終わっていた。学生時代から社会人に至るまで、彼の人生は常に「遅刻」とともにあったのだ。ピクサー・アニメーション・スタジオのスタッフが仕込んだこの時間軸を超えたストーリーのつながりに、思わずニヤリとしたファンも多いだろう。